第2回 うちな〜んちゅアーティスト祭開催に向けて

伝統舞踊 沖縄の文化というと、だれでもまず民俗芸能を思い浮かべることでしょう。優美な琉球舞踊や勇壮な組踊り、夏の風物詩エイサー、各地で歌い継がれてきた島唄など、地域に根ざしたさまざまな伝統的な芸能が、沖縄ではいまも日常的な暮らしのなかに息づいています。あでやかな紅型をはじめとする各地の染色技法や素朴な琉球グラスなどの工芸、食材を活かした沖縄料理なども、沖縄の風土と人々が長い年月かかって育んできた文化です。

筆文字アート制作 こうした伝統的な文化をただ保存するだけでなく、独自のオリジナルな改良を加えたり、まったく新しい技法を開発したりしながら継承していくことも、文化の成熟した沖縄では珍しくありません。異なる文化の担い手同士が出会い、共同で新しい表現を創造していくコラボレーションも盛んに行われます。

 そんな躍動感あふれる旬の沖縄文化の姿を紹介していきたくて、この「うちな〜んちゅアーティスト祭」というイベントを企画しました。幸いなことに大勢の方々にご理解とご協力をいただき、2009年12月31日と2010年1月1日には、那覇空港2階のウェルカムホールのステージで、新進気鋭の5人のアーティストが出演するパフォーマンス・ショーを実施することができました。空港を利用する地元のみなさんだけでなく、お正月休みに沖縄を訪れる本土からの観光客の方々にも、沖縄文化を担う若い力の存在をアピールする機会を提供できたと思います。ささやかながらも、イベント資金調達のために制作・販売したオリジナルカレンダーの売上げの一部は、美ら島募金を通して座間味ダイビング協会へ寄付させていただきました。

贈呈式 文化というものは、長い目で育てていかなければなりません。「うちな〜んちゅアーティスト祭」も「第2回」を迎え、各方面からの期待が寄せられるなか、いよいよその真価を問われることになります。今回は沖縄で活躍するアーティストだけでなく、文化の底辺を支える子どもたちや地域の活動なども巻き込むことによって広くアーティストの輪を広げ、より一層の充実をめざしていきたいと思っています。

 昨年に引き続き、みなさまのご支援、ご協力をお願いいたします。

うちな〜んちゅアーティスト祭 実行委員会一同